专利摘要:
太陽電池ウェハを搬送するためのウェハボックスが、底1と太陽電池ウェハをウェハボックス内に位置決めするガイド要素とから成る。センタリングリッジ10を有する4つのガイド山形材8が、中心軸線3に対して同軸に前記底1の上面に設けられている。この場合、センタリングリッジ10の前面が、挿入された太陽電池ウェハに向けられている。対向する2つのセンタリングリッジ10の前面の間隔が、太陽電池ウェハの幅に一致する。底1の対向する2つの側面のそれぞれに対して、1つの把持開口部13を有する1つのスタック壁12が設けられている。支持底部14が存在し、この支持底部14が、少なくともセンタリングリッジ10に沿ってガイドされるように、この支持底部14の外輪郭が形成されている。底1は、中心軸線3を中心にして1つの開口部4を有し、且つ底1の対角線7との交点に沿った同心のピッチ円5上に、支持底部14上に載っている太陽電池ウェハを持ち上げるため持ち上げラム用の4つの貫通孔6を有する。
公开号:JP2011513978A
申请号:JP2010549013
申请日:2009-03-04
公开日:2011-04-28
发明作者:ヴィンダーリヒ・マティアス
申请人:ロート・ウント・ラウ・アクチェンゲゼルシャフト;
IPC主号:H01L21-673
专利说明:

[0001] 本発明は、以下でウェハボックスと略記する太陽電池ウェハを搬送するための、底と太陽電池ウェハをウェハボックス内に位置決めするガイド要素とから成る搬送容器に関する。]
背景技術

[0002] 扁平な加工中製品を搬送することのできる多くの搬送容器が、従来の技術により公知である。特に太陽電池ウェハの場合は、技術的に事前に設定される量の薄くて繊細な太陽電池ウェハを確実に搬送すること及びウェハボックスに大切に出し入れすることが重要である。]
[0003] ドイツ連邦共和国実用新案第20 2006 005 284号明細書は、長方形又は正方形の容器底を有する寸法安定性のある太陽電池容器を開示する。この太陽電池容器は、全方面に形成された側壁を有する。少なくとも2つの側壁が、スリット形状の切り通し開口部を有する。この太陽電池容器が最大に製造すべき太陽電池を直接収容できるように、この太陽電池容器は仕上げられている。より小さい太陽電池に対しては、インサートが存在する。これらのインサートは、太陽電池容器内に差し込まれ、出張りによって当該太陽電池容器の上縁部内の凹部に嵌合され得る。個別のインサートが、各々の具体的な大きさの太陽電池に対して必要になる。これらのインサートは、太陽電池容器と等価のスリット形状の切り通し開口部を有する。]
[0004] 持ち上げ機用の収容開口部が、太陽電池及びインサートの底に設けられている。太陽電池を取り外すため、当該持ち上げ機が、収容開口部を貫通し、一番下の太陽電池に対して直接作用する結果、太陽電池が持ち上げられ、太陽電池容器又はインサートから取り外され得る。]
先行技術

[0005] ドイツ連邦共和国実用新案第20 2006 005 284号明細書]
発明が解決しようとする課題

[0006] 本発明の課題は、比較的軽量であって太陽電池ウェハが確実に搬送され且つ静かに出し入れされ得る、太陽電池ウェハの搬送用の技術的に簡単なウェハボックスを提供することにある。当該ウェハボックスは、積み重ね可能でなければならず且つ最新の物流管理に関する別個の要素を取り付けることを可能にする。]
課題を解決するための手段

[0007] この課題は、請求項1に記載されている特徴による課題を解決する。本発明の好適なその他の構成は、従属請求項に記載されていて、以下に図面を含む本発明の好適な構成の説明と共に詳しく説明されている。]
図面の簡単な説明

[0008] 125×125mmのウェハ寸法に対する本発明のウェハボックスの投影図である。
このウェハボックスの底の下面の図である。
現時点で最大の210×210mmのウェハ寸法に対する構造を示す。]
実施例

[0009] 太陽電池ウェハをウェハボックス内に位置決めするため、本発明のウェハボックスは、底の表面に対するガイド要素を有する当該底を備える。さらに、支持底部が存在する。太陽電池ウェハが、支持底部上に搭載され得る。2つのセンタリングリッジを有するアングル材から構成される4つのガイド山形材が、ガイド要素として中心軸線に対して同軸に存在する。この場合、当該2つのセンタリングリッジの前面が、挿入された太陽電池ウェハに向けられている。]
[0010] この場合、平行に対向する複数のセンタリングリッジの前面の間隔が、挿入された太陽電池ウェハの幅に一致する。1つの開口部が、中心軸線を中心にして底内に設けられている。空気トラップが、太陽電池ウェハの出し入れ時に発生しないように、当該開口部は、可能な限り大きく形成されている。この空気トラップは、太陽電池ウェハの取り扱いを困難にする。この場合、この開口部は、複数の小さい開口部の形で複数の部分で形成されてもよい。]
[0011] 4つの貫通孔が、中心軸線に対して同心のピッチ円上で且つ底の対角線との交点に沿って存在する。一般に知られた持ち上げ要素が、これらの貫通孔を通じて太陽電池ウェハを掴んで取り出す。底の対向する2つの側面のそれぞれに対して、1つの把持開口部を有する1つのスタック壁が設けられている。]
[0012] 当該支持底部は、ウェハボックスの底内の中心開口部のように、対応する1つの中心開口部を有する平坦な板に一致する。この支持底部の外輪郭は、太陽電池ウェハの外輪郭にほぼ一致する。ガイドランドが、支持底部の平行な2つのセンタリングリッジ間の領域内に少なくとも形成されている。このガイドランドは、並んで設置されている2つのセンタリングリッジのこの領域内に嵌合する。このようなガイドランドを平行な全てのセンタリングリッジ間の対応する領域内に設けることが好ましい。]
[0013] 対応するセンタリングリッジが、スタック壁の把持開口部内にも嵌合し得る。したがって、本発明に応じて形成された支持底部が、ねじれに耐性をもってウェハボックス内に設置されていて、妨害されないでウェハボックスから落ちることがない。]
[0014] 向き合っている複数のセンタリングリッジの平行な間隔は、太陽電池ウェハの技術的に予め設定される寸法に合わせられる。現在、125×125mm、156×156mm及び210×210mm幅の正方形の太陽電池ウェハ又は角型太陽電池ウェハが使用される。それ故に、本発明のウェハボックスが一様に約240×240mmの底を備えることが好ましい。複数のガイド山形材が、対応した異なる間隔でこの底上に配置される。すなわち、太陽電池ウェハのあらゆる型式に対して、特殊に配置されたガイド山形材及び付随する支持底部を有する1つの特別なウェハボックスが提供される。実際には、非常に多い個数の場合は、これらの山形材を底に対して直接形成すると有益であることが実証されている。しかし、ガイド山形材を変更可能に対応する固体情報部に沿って取り外し可能に配置することも可能である。]
[0015] 寸法210×210mmを有する現時点で最も大きい太陽電池ウェハ用のガイド山形材は、底の外縁部の領域内にアングル材状の支柱として形成されている。]
[0016] 持ち上げ要素用の4つの貫通孔がピッチ円上に形成されているこのピッチ円の直径は、(同じ底を有する)ウェハボックス内で搬送すべき最も小さい、すなわち寸法125×125mmを有する太陽電池ウェハ用のセンタリングリッジの前面に接合する円より常に小さい。したがって、太陽電池ウェハの実際の型式に関係なく、同じ持ち上げ要素が常に使用され得る。発生する持ち上げ力が均一に、支持板を介して太陽電池ウェハのスタックに優しく伝達される。]
[0017] (支持底部のない)ウェハボックスの全体が、衝撃に強く且つ寸法安定性のある合成樹脂から均質に一体的に製造される。このようなウェハボックスは、使用時に特に太陽電池ウェハの磨耗によって汚れるので、当該ウェハボックスは良好に洗浄もされ得る。]
[0018] 実施の形態
以下に、本発明を2つの実施の形態に関して詳しく説明する。実施の形態Iに関連して、図1は、125×125mmのウェハ寸法に対する本発明のウェハボックスの投影図である。図2は、このウェハボックスの底の下面の図である。] 図1 図2
[0019] 実施の形態IIに関連して、図3は、現時点で最大の210×210mmのウェハ寸法に対する構造を示す。この場合、当該寸法は、現時点で一般的な太陽電池ウェハに適合されている。将来的には、別の寸法も適用され得る。] 図3
[0020] 実施の形態I
ウェハボックスは、底1から形成される。この底1は、その下面に公知の方法で高い寸法安定性を確保するため多数のリブ2を有する。現在一般的なウェハの大きさが、125×125mm,156×156mm又は210×210mmであるため、底1は、約240×240mmの外寸法を一様に有する。]
[0021] 特に図2から読み取れるように、底1内には、1つの開口部4が、中心軸線3に対して中心に設けられていて、4つの貫通孔6が、底1の対角線7との交点に沿ってピッチ円5上に設けられている。] 図2
[0022] 底1の上面には、4つのガイド山形材8が、同様に対角線7上に配置されている。ガイド山形材8はそれぞれ、1つのアングル材9とこのアングル材9の端部に沿った各1つのセンタリングリッジ10とから構成され、このセンタリングリッジ10の前面が、挿入された太陽電池ウェハに向けられている。挿入斜面11が、センタリングリッジ10の上縁部に形成されている。]
[0023] ガイド山形材8の中心軸線3に対して半径方向の位置が、個別に挿入された太陽電池ウェハの大きさに依存する。図1中には、125×125mmの大きさを有する太陽電池ウェハ用の構造が例として示されている。同様に、ガイド山形材8の若干大きい間隔を有するだけで、ウェハボックスが、156×156mm用に形成される。] 図1
[0024] 2つのスタック壁12が、底1の対向している2つの側面に接して設けられている。これらのスタック壁12はそれぞれ、底まで達する1つの把持開口部13を有する。スタック壁12は、複数のウェハボックスの確実な積み重ねを上下に保証し且つ良好な操作性を保証する。]
[0025] 本発明で重要な点では、ウェハボックスが、支持底部14を有する。この支持底部14は、太陽電池ウェハ用の安定で平坦な支持台として使用され、同時に持ち上げラムの面圧を低減するために使用される。この持ち上げラムは、支持底部14上に載っている太陽電池ウェハを持ち上げるため底1内の貫通孔6を貫通して突出し得る。当該持ち上げ力は、支持底部14によって吸収され、実質的に支持底部14のほぼ前面にわたって均質に作用して、太陽電池ウェハに優しく作用する。]
[0026] 支持底部14は、ガイド山形材8のセンタリングリッジ10内の良好なガイドを保証する外形を有する安定で平坦な板である。ガイドランド18が形成されるように、支持底部14の外輪郭が、2つのガイド山形材8間ごとに拡張されている。ガイドランド18は、支持底部14の追加のねじれに耐性のあるガイドを保証し、同時に太陽電池ウェハの搭載される積み重ねを保証する。]
[0027] 当該実施の形態では、支持底部14は、さらに別のガイドランド18を有する。これらのガイドランド18は、スタック壁12の把持開口部13内に嵌合する。したがって、さらに別のガイドが保証され、支持底部14が、不使用状態中に妨害されないでウェハボックスから落ちることがない。]
[0028] 太陽電池ウェハの型式を機械で読み取り可能にコード化し、機械式搬送装置内のウェハボックスの進行方向を管理するため、さらに3つのピン15が、底1内の下面に公知の方法で設けられている。]
[0029] さらに、固体情報部16が、底1の片面に設けられている。例えば、スキャン可能な情報を有する又は有さない視覚的に読み取り可能な型式ラベルが、固体情報部16内に入力される。]
[0030] 実施の形態II
関連した図3による実施の形態IIでは、寸法210×210mmを有する現在最も大きい太陽電池ウェハ用に適しているウェハボックスが示されている。底1は、実施の形態Iによる底に等しい。4つのセンタリングリッジ19が、ガイド山形材として両スタック壁12の内面に形成されている。これらのセンタリングリッジ19のうちの内側の2つのセンタリングリッジ19が、把持開口部13を同時に決定する。] 図3
[0031] 支柱17に沿ったセンタリングリッジ20が、スタック壁12とスタック壁12との間の両側面に沿って形成されている。図3の前方では、固体情報部16が形成されるように、2つの支柱17が互いに接合されている。自動物流管理システム用のRFID(無線ICタグ)を取り付けるためのRFIDポケット21が、ウェハボックスの対向する面に、例えば底1に設けられている。] 図3
[0032] 実際には、実施の形態I及びIIによるウェハボックスは一緒に、関連するユニットを形成する。すなわち、スタック壁12に沿った4つのセンタリングリッジ19が、寸法125×125mm及び156×156mmを有する太陽電池ウェハ用のウェハボックスにも存在する。この場合、当該4つのセンタリングリッジ19は、スタック壁12をさらに安定にする。]
[0033] 1 底
2リブ
3中心軸線
4 開口部
5ピッチ円
6貫通孔
7対角線
8ガイド山形材
9アングル材
10センタリングリッジ
11 挿入斜面
12スタック壁
13把持開口部
14支持底部
15ピン
16個体情報
17支柱
18ガイドランド
19 センタリングリッジ
20 センタリングリッジ
21RFIDポケット]
权利要求:

請求項1
底(1)と太陽電池ウェハをウェハボックス内に位置決めするガイド要素とから成る、太陽電池ウェハを搬送するためのウェハボックスにおいて、2つのセンタリングリッジ(10)を有する1つのアングル材(9)から構成される4つのガイド山形材(8)が、中心軸線(3)に対して同軸に前記底(1)の上面に設けられていて、前記センタリングリッジ(10)の前面が、挿入された太陽電池ウェハに向けられていて、対向する2つのセンタリングリッジ(10)の前面の間隔が、前記太陽電池ウェハの幅に一致すること、前記底(1)は、前記中心軸線(3)を中心にして1つの開口部(4)を有し、且つ前記底(1)の対角線(7)との交点に沿った同心のピッチ円(5)上に4つの貫通孔(6)を有すること、前記底(1)の対向する2つの側面のそれぞれに対して、1つの把持開口部(13)を有する1つのスタック壁(12)が設けられていること、及び支持底部(14)が存在し、この支持底部(14)が、少なくとも前記センタリングリッジ(10)に沿ってガイドされるように、この支持底部(14)の外輪郭が形成されていることを特徴とするウェハボックス。
請求項2
2つのガイド山形材(8)が、アングル材状の支柱(17)として少なくとも前記底(1)の外縁部の領域内に形成されていることを特徴とする請求項1に記載のウェハボックス。
請求項3
前記ピッチ円(5)は、前記センタリングリッジ(10)の前面に接合する円内に形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のウェハボックス。
請求項4
固体情報部(16)が、前記底(1)の片面に存在し、物流管理システム用の型式ラベル又は要素が、この固体情報部(16)内に入力され得ることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のウェハボックス。
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引用文献:
公开号 | 申请日 | 公开日 | 申请人 | 专利标题
法律状态:
2012-06-05| A300| Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20120605 |
优先权:
申请号 | 申请日 | 专利标题
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